Report

東京藝術大学130周年記念事業
プレス発表会を開催いたしました。

本学の前身である東京美術学校と東京音楽学校の設置より130周年を記念して、本月より来年1月までの約8ヶ月に渡り、各種展覧会や公演などを展開いたします。
今回のプレス発表会では、『東京藝大130周年事業』の主旨と各種事業の内容についての発表を行いました。

オープニングコメント MC 副学長 岡本美津子

主催者代表挨拶 学長 澤和樹
130周年事業の主旨である”更なる芸術の拠点化”を目指すことや、”オール東京藝大”体制の構築についてお伝えさせていただきました。

130周年記念事業 概要説明 副学長 松下功
副学長の松下より、東京藝大130周年事業の主な3つプロジェクトについて、ご説明させていただきました。

1、「NEXT GEIDAI TEN」プロジェクト
10年先のビジョン、あるいはもっと先の将来として、芸術の姿を見据えながら、東京藝大のあるべき姿を提示していくプロジェクトです。”オール東京藝大”という理念のもと、卒業生や保護者の方との交流を深める等、具体的なアクションプランを展開いたします。

2、「5大陸 アーツ・サミット」プロジェクト
世界5大陸から卓越した芸術大学の学長等の方々をお招きし、芸術の未来についてお話しいただくプロジェクトです。130周年という節目を機に、また2020年東京大会に向けて、グローバル化に向けた戦略的ネットワークの基盤作りを推進していきます。

3、「GEIDAI 130 ARTS」 プロジェクト
東京藝大の教育研究成果を国内外に広く発信するプロジェクトです。2018年1月まで、本学関係者が幅広く参画するプログラムを、3つのジャンルに分けて開催いたします。

3−1、スペシャルプログラム
130周年のために企画された特別プログラムです。
「GEIDAI 130 ARTS」スペシャルプログラムについてはこちらをご覧ください。
http://130th.geidai.ac.jp/specialprogram/

3−2、公式プログラム
東京藝大の各学部、大学院、大学美術館、その他研究機関等が例年開催している展覧会・演奏会等の企画。

3−3、応援プログラム
教員、学生、卒業生、修了生及び名誉教授等、東京藝大に関わった方々が、主体的に企画されるすべてのプログラムで130周年のシンボル(ロゴマーク)を用い、繋がりアピールしていきます。
この日はお二方のアンバサダーにご来席いただき、130周年記念事業に対する思いをお話しいただきました。

ヴァイオリニスト 諏訪内晶子さん

本学長の澤を中学時代の恩師に持つなど、東京藝大との所縁が深く、現在は本学においても演奏芸術センター客員教授としてお勤めいただいております諏訪内晶子さん。
授業では、芸術家として長く活躍していくために大切なことなど、演奏以外のことについて学ぶ機会を提供されています。
スペシャルプログラム『シアター・シンポジウム 〜光のパイプオルガンを〜 新しい時代への提言』(2017/6/10開催)にもご出演いただきました。

日本画家 松井冬子さん

東京藝術大学大学院にて、美術研究科博士後期課程を修了後、日本画家として活躍されている松井冬子さん。
6浪して入学した藝大では、自分たちは10年に一度の逸材を探すためのコマでしかないという当時の入学式での学長の言葉に驚愕しつつも、常に緊張感のある教室は心地よく、ものごとをよくみるという視点が培われたと、当時の思い出を振り返りました。
130周年記念事業では、「今芸術を学んでいる在校生の方たちにとって良い刺激を与えたい」とお話しいただきました。

オフィシャルパートナーご紹介
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アンバサダーおよびオフィシャルパートナーについては、今後も情報更新次第お知らせ致します。